くるみゆべしのすすめ
「ゆべし」は源平の時代に生まれたとも伝えられ、菓子というよりも保存食・携帯食に近いものであったとされ、時代とともに現在のような菓子へ変化したといわれています。
添加物を使用せず、自然の風味そのままにつくり上げた逸品
郡山銘菓「くるみゆべし」は、古くから伝わる当大黒屋伝承の製法により生み出される伝統の代表銘菓です。 最良質のもち米に、良質のくるみをたっぷり用い、そして本醸造の良質しょうゆが香ばしい味を引き立てます。
添加物を使用せず、自然の風味そのままにつくり上げた逸品。
甘さ控えめのお菓子です。
「くるみゆべし」に含まれる「くるみ」は大変栄養価が高く滋養に良く、また、リノール酸、オレイン酸などを多く含み、血液中のコレステロールを除く健康に大変良い食物と言われております。
はらもちがよい「くるみゆべし」は、エネルギー量も1個あたり112kcalでおにぎりの約半分くらい(梅おにぎり:173kcal、ツナマヨネーズおにぎり:232kcal)の低カロリー食品です。
くるみの特長
くるみは古くから「貴族の美容食」と呼ばれ、薬効の高い食物です。くるみは、疲労を回復させたり、肌や髪を美しく保ったり、精をつけると考えられてきました。くるみには疲労を回復させるビタミンB1、良質のタンパク質、吸収しやすい良質の脂肪(リノール酸)、美容に良いビタミンEなどが含まれているので、私たちの身体によい効果があると言われています。
強精、疲労回復
くるみのリノール酸、良質のタンパク質は、消化吸収しやすいので基礎体力の増強に役立ち、ビタミンB1は、体内の新陳代謝を高め、早く疲労を回復させ精力をつけます。ですから、元気のないときや、病後の回復期に常食すると効果があると言われています。
動脈硬化の予防
くるみに含まれる脂肪(リノール酸)は、血液中の悪玉コレステロールを減らす不飽和脂肪酸ですから、血液中のコレステロール値を正常にし、血管の老化を防ぐので、動脈硬化などの予防に効果的と言われています。
肥満防止
くるみに含まれる脂肪(リノール酸)が細胞膜の防水性を高める働きを持っており、代謝全体のバランスを整えるので、肥満防止に有効な食品といえます。
美肌・老化防止
ビタミンEは体内での酸素の利用率を良くし、身体組織の機能を良くする働きがあります。したがって、髪が白くなったり、薄くなったりした人がビタミンEを摂ると、頭皮の機能が活発になると言われています。くるみを常食としていると、いつまでも黒い髪が保て、皮膚の新陳代謝も活発になりますから、つややかでうるおいのある肌になります。まさに美容食として最適です。
第23回全国菓子大博覧会最高賞 名誉総裁賞受賞
当「大黒屋のくるみゆべし」が1998年岩手県で開催されました、第23回全国菓子大博覧会(4年に一度開催の、いわばお菓子のオリンピック、国内菓子業界最大の催し)におきまして、最高賞の名誉総裁賞を大会名誉総裁三笠宮殿下より賜りました。